麻酔体験。

2003年11月13日
ちょっとした日帰り手術をしてきました。
で。
私は今まで結構色々な麻酔をやってます。
抜歯に始まり、開腹手術もしてるし、縫ったこともあるし。
しかし今回はなかなか凄かったッスよ。

まず、点滴をして台に横になって、看護婦さん(あ、今は看護士さんだっけ)が「ナントカ2cc(薬の名前は聞き逃しました)入ります」
と言ってその後「入りました」と言われ、「ぼんやりしてきたら言ってくださいね」と言われ、「ハイ」と応えたものの、(うーん、まだなんともないなー)と思っていたのもつかの間。
ちょっと頭を横にしてみたら、とたんにぐらん。
(うわ、来た?)と思ったその次の瞬間、幻覚と幻聴。
目の前にはなんだかよく分からないモノがさながら、タイムトンネルでも抜けているかのような表現で示される図形とでもいうか。
耳元ではなんだか凄い大きな音が。
がーんがーん、というか、ぶーんぶーんというか。
まるでどこかに落ちていくような感覚がしばらく続き、ぼ〜〜〜〜んやりと目が焦点があってきて普通の情景が目に。
ってことは私きっと目向いたままだったんだろうな、などと思えたのは大分後。

時間にして5分位だったと思うけど、その後もろれつは回らないし、頭もまだぐらぐら。
口の中はカラカラ。
すっごい金縛りと言ってもいいかも。
話し掛けられても「ムダだよ〜〜〜。何もまともに答えられないよ〜〜〜。」
って感じ。
いやー、まるでヤクでもやったのか?私。というような体験でございましたわ。

凄いねえ。
ちなみに覚醒するのに軽く30分はかかったと思われます。
小一時間は横になって過ごし、立ち上がってもまだ足元はおぼつかない。
「車の運転は出来ませんから」と言われていたけど、確かにその通りでございました。
あれで運転したら間違いなく事故るって。

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