死んだら負け。って負けかよ!(火垂るの墓)
2005年11月6日 ドラマ コメント (1)話題になっている(らしい)「火垂るの墓」を見ましたですよ。
3時間だから、結局は二日に分けることになりましたが。
で、ですね。
「死んだら負け」ってなんだよ、「負け」って!
松嶋奈々子演じる、主役二人を見殺しにした(と言っても絶対間違いじゃない。)叔母の言葉だけどさ。
元の話を一応知ってるから、松嶋奈々子が演じるこのおばさんが嫌な人なのは分かってたけど。
話を見て、まあこの叔母がやってきたことも分からないでもないんだけど。
自分達が生きていくのが精一杯だから、他人の子供まで面倒見てられない、というのは分からないでもないよ。
現在とは比べ物にならないくらいのご時世だから、本当に食料なんてないって事も。
自分の夫が戦死した時、海軍大佐の子供の清太が言った言葉が許せなかったって事も。
逆に清太と節子が同じように一般人の子供だったらそんな風に追い出すことも無かったかな、とちょっと思ったけど。
アニメに清太と節子の家の事情って出てたかな?
なかったとしたらオリジナル?
この実写版は叔母の久子が主役みたいな事になっていたのは知ってたけどさー。
アニメは清太が意地張らなかったら助かったんじゃないかなあ、助からないまでも、もう少し希望がもてたんじゃないかな、と思えたけど、ドラマははっきり言って家を出なくても助からなかったんじゃないかとさえ思うよ。
清太が盗みをやらかして、警察に来た時に他の大人たちが「叔母さんのところに意地を張らないで帰ったほうがいい」って言ってたけど、あの叔母さん、清太と節子には絶対、まともなもの食べさせなかったと思えるもんね。
いや、はっきりそう言っていたし。
じゃ、どうしたら助かったんだよ、教えてくれよ。
とテレビに突っ込んだわよ、マジで。
それに、戦時中なのに、身ぎれい過ぎ。
もっと疲れた感や、着ている物だって、薄汚れていてもおかしくないはず。
井上真央が着ているシャツなんて、いっつもアイロンあてたてだし。
清太と節子はどんどん薄汚れて痩せていったけど。
ドロップをくれたのは久子叔母で、最初はちゃんと二人の母親の夏川結衣とも「何があっても助け合いましょう。」なんて言っていたのに、あの豹変ぶりは、「戦争が全てを変えた。」と言いたいのか?
いや、確かに途中までは「自分だったらどうする?自分だったら」と自問自答しまくってたけど、最後の「死んだら負けよ!」の一言で全て吹っ飛びましたよ。
負けってなんだよ、じゃあ、あの二人の兄妹は負けたのか?
負けたとしたら何に負けたんだ?
戦争か?
違うだろ。
アニメで言うと最後のシーン(最初かな)になる、清太が死んだ事を知った久子とその娘の会話で、なんだけど、せめてそこは「死んだら終わり」くらいにしておいて欲しかった。
はっきり言って、アニメの方が良かったよなあ〜〜〜〜〜。
実写をやるなら、アニメの通りの話にして欲しかったなあ。
でも、泣けたけど。
ただし、節子が死んで清太がおぶって荼毘にふすまでのところと、エンディングで。
「生まれ来る子供達のために」は元々大好きな曲だし、そこで子供たちのアップですか...。
「泣け」と言われてる気分ですよ、私には(まだ赤十字館を引きずっているらしい。)
3時間だから、結局は二日に分けることになりましたが。
で、ですね。
「死んだら負け」ってなんだよ、「負け」って!
松嶋奈々子演じる、主役二人を見殺しにした(と言っても絶対間違いじゃない。)叔母の言葉だけどさ。
元の話を一応知ってるから、松嶋奈々子が演じるこのおばさんが嫌な人なのは分かってたけど。
話を見て、まあこの叔母がやってきたことも分からないでもないんだけど。
自分達が生きていくのが精一杯だから、他人の子供まで面倒見てられない、というのは分からないでもないよ。
現在とは比べ物にならないくらいのご時世だから、本当に食料なんてないって事も。
自分の夫が戦死した時、海軍大佐の子供の清太が言った言葉が許せなかったって事も。
逆に清太と節子が同じように一般人の子供だったらそんな風に追い出すことも無かったかな、とちょっと思ったけど。
アニメに清太と節子の家の事情って出てたかな?
なかったとしたらオリジナル?
この実写版は叔母の久子が主役みたいな事になっていたのは知ってたけどさー。
アニメは清太が意地張らなかったら助かったんじゃないかなあ、助からないまでも、もう少し希望がもてたんじゃないかな、と思えたけど、ドラマははっきり言って家を出なくても助からなかったんじゃないかとさえ思うよ。
清太が盗みをやらかして、警察に来た時に他の大人たちが「叔母さんのところに意地を張らないで帰ったほうがいい」って言ってたけど、あの叔母さん、清太と節子には絶対、まともなもの食べさせなかったと思えるもんね。
いや、はっきりそう言っていたし。
じゃ、どうしたら助かったんだよ、教えてくれよ。
とテレビに突っ込んだわよ、マジで。
それに、戦時中なのに、身ぎれい過ぎ。
もっと疲れた感や、着ている物だって、薄汚れていてもおかしくないはず。
井上真央が着ているシャツなんて、いっつもアイロンあてたてだし。
清太と節子はどんどん薄汚れて痩せていったけど。
ドロップをくれたのは久子叔母で、最初はちゃんと二人の母親の夏川結衣とも「何があっても助け合いましょう。」なんて言っていたのに、あの豹変ぶりは、「戦争が全てを変えた。」と言いたいのか?
いや、確かに途中までは「自分だったらどうする?自分だったら」と自問自答しまくってたけど、最後の「死んだら負けよ!」の一言で全て吹っ飛びましたよ。
負けってなんだよ、じゃあ、あの二人の兄妹は負けたのか?
負けたとしたら何に負けたんだ?
戦争か?
違うだろ。
アニメで言うと最後のシーン(最初かな)になる、清太が死んだ事を知った久子とその娘の会話で、なんだけど、せめてそこは「死んだら終わり」くらいにしておいて欲しかった。
はっきり言って、アニメの方が良かったよなあ〜〜〜〜〜。
実写をやるなら、アニメの通りの話にして欲しかったなあ。
でも、泣けたけど。
ただし、節子が死んで清太がおぶって荼毘にふすまでのところと、エンディングで。
「生まれ来る子供達のために」は元々大好きな曲だし、そこで子供たちのアップですか...。
「泣け」と言われてる気分ですよ、私には(まだ赤十字館を引きずっているらしい。)
コメント
「戦争は続いているのよ」と前の言葉で言っていますが、負けだと思いますよ。
死んでしまったら、心を鬼にして生き残った意味がない。
これから、どう生きていくかが重要で、漠然と生きることは出来ない。
それは戦争なんです。
そういう事を長々と説明するより、端的に伝わりやすかったですけどね。
>負けってなんだよ、じゃあ、あの二人の兄妹は負けたのか?
そういう意味で捉えましたか。
伝えたいのは、生き残った者の努めという意味ですよね。
だから、娘の頬を叩いたわけでしょ。
生き死にが勝ち負けなら、ちょっと意味不明の描写です。
>戦時中なのに、身ぎれい過ぎ。
それは思いました。
貴方が仰るようにしていれば、死んだら負けの意味も伝わったでしょうね。